こんにちは。マセイです。
今回は、プラモデルを作ると頭が良くなる理由についてお話します。
プラモデルには、お城やガンプラ(ガンダムのプラモデル)などの「飾るタイプ」と、車やロボットなどの「モーターで動くタイプ」がありますが、私がおすすめするのは、「モーターで動くタイプ」のプラモデルです。
プラモデルを作ると頭が良くなる理由
頭が良くなると言っても、「学校の成績が良くなる」とか、「テストの点数が上がる」というわけではなく、具体的には次の3つの力が身につきます。
2.空間認識能力
3.仕組みを理解し、説明する力
プラモデルを作ると頭が良くなる理由(身につく3つの力)
メーカーが推奨する対象年齢が10歳以上なので、もちろん一人ですべてはできませんが、可能な限り、自分の力で組み立てています。
集中力を持って、最後までやり抜く力
お子さんがいらっしゃる方は経験があると思いますが、子供は何かに夢中になると、返事もせず、トイレも我慢し、おやつも後回しにして、ずっと作業に没頭しつづけます。
子供がプラモデルを完成させるためには、難易度にもよりますが、モーターで動くタイプのものだと、2~3時間は必要になります。
その間、ずっと集中して、完成するまで作業を続けることになるので、長時間、集中力を持って、最後までやり抜く力を身につけることができます。
うまくできないと、涙を流しながら、鼻水を垂らしながら、歯を食いしばって組み立てます。
「泣くくらいなら手伝ってやろうか」と言っても、「自分でやるんだ!」と言って、聞き入れません。
仕方ないので、どうしてもできないところだけを手伝い、2~3時間、息子のプラモデル作りに付き合います。
この集中力はすごいです。勉強も同じくらい集中してやってくれるといいのですが(笑)
そして、苦労して、ようやく完成したプラモデルのスイッチを入れ、無事に動いたとき、1つの成功体験を積めたことになります。
その時は、「すごいな、よくできたな、ちゃんと動いてるよ、天才だな!」と言って、頭をなでてやります。
空間認識能力
空間認識能力とは、三次元の空間にある物体の方向や大きさ、位置関係などを正確に素早く認識する能力のことです。
この能力が優れていると、例えば、地図を見て、現在地や目的地を正しく理解することができます。地図を読むのが苦手な人は、空間認識能力が不十分であると考えられます。
プラモデルは、平面図である説明書を見ながら、上下、左右の向きを考え、回転させながら、部品を組み立てて、立体的な完成品を作る作業なので、自然に空間認識能力を身につけることができます。
漢字が読めない7歳の子供でも、時間はかかりますが、説明書の平面図を見ながら、立体的な形を作ることができます。
仕組みを理解し、説明する力
モーターで動くタイプのプラモデルは、電池ボックスに導線をつないで、モーターに電流を流し、ギアボックスを動かして、車のタイヤやロボットの足を動かします。
子供は自分でギアボックスを作って、配線を行いますが、その過程で、「どうして動くのか」という仕組みを理解し、うれしそうに、親に説明するようになります。
仕組みを理解すると、壊れたときでも、動かなくなった原因を探り、自分で直せるようになります。
作り方のコツ
とはいっても、子供1人で作るのは、なかなか難しいので、作り方のコツを説明します。
説明書のとおりに順番に組み立てる
プラモデルは、1から順番に、説明書のとおりに組み立てれば完成します。ですので、1つの工程が終わるごとに、正確にできているか、チェックします。
最初のうちは、ネジや部品の選別ができないので、親が見て、部品を渡してあげます。慣れてくれば、子供が平面図にネジや部品を合わせて、自分で選別できるようになっていきます。
ネジ締めも、最初はうまくできないので、仕上げだけ締めてあげます。
ギアボックスの動作確認は必ず行う
はっきり言えば、外側の枠とかは、多少ズレたりしてカッコ悪くなってもかまいません。ギアボックスさえ正しく作れれば、動くプラモデルは完成します。
見た目も大切ですが、最も重要なのは、「ちゃんと動くこと」です。
できないところだけを手伝う
大人が手伝えば、綺麗にできるし、時間短縮になりますが、それでは子供のためにはなりません。一番いけないのは、「大人がほとんど自分で作ってしまうこと」です。
それだと、子供が自分で苦労して作った達成感が味わえず、成長につながりません。
よく、体験教室で、我慢できないお父さんが、子供の作業を奪って、完成させてしまう光景を見ませんか?
私も経験があるのですが、嫁に注意され、それ以後、気を付けています。
時間がかかるので、イライラするかもしれませんが、子供が本当にできないところだけを、手伝ってあげてください。
おすすめのプラモデル
実際に息子が作成したプラモデルを紹介します。
プログラミング機能のついたものは特に面白いです。
コロボライト
①床検知機能(床のないところにくると、バックして方向転換)
②障害物検出機能(前方に障害物を検出すると、バックして方向転換)
③ライントレース機能(ラインを検知して、はみ出さないように走る)
を備えた組み立てるタイプのプログラミングカーです。
詳しい記事はこちら→コスパ抜群のプログラミングカー~コロボライト
床検知機能で、絶対に机から落ちません!
ホイールウォーカー
最近、作ったもので、かなりお気に入りです。その名のとおり、タイヤが足のように持ち上がり、歩くように段差を乗り越えていきます。
その動きに、最初はビックリしますよ!
頑張って段差を乗り越える姿が、あまりにも可愛らしいので、ユーチューブにアップしてしまいました。
詳しい記事はこちら→室内遊びに最適 楽しい工作【タミヤ ホイールウォーカー】
まとめ
2.空間認識能力
3.仕組みを理解し、説明する力
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