こんにちは。
千葉から名古屋に単身赴任中のマセイです。
2019年1月、東京本社から名古屋支店への異動の打診がありました。
異動日は4月1日、当時千葉県に住んでいた私は、家族と話し合い、家族帯同で赴任するか、それとも単身赴任にするか、悩んだ結果、
単身赴任を決断しました。
単身赴任を決断した理由は次のとおりです。
私が単身赴任を決断した5つの理由
1.息子が育つ環境を重視
2.妻の地域コミュニティを重視
3.家が持ち家(マンション)
4.実家の両親が心配
5.赴任期間が短い
息子が育つ環境を重視
私の息子は当時6歳で、もうすぐ卒園、小学校入学間近でした。千葉県で生まれ、近所の幼稚園で友達と一緒に楽しく過ごしていました。
息子の気持ちを聞いてみると、「友達と一緒の小学校に行きたい」とのことでした。
私自身、小さいころ、親が転勤族で2~4年に1回転勤があり、友達と別れる寂しさや、新しい環境に慣れる難しさを経験してきました。
また、人見知りだったこともあり、なかなか積極的に行動できませんでした。
息子は3年間の幼稚園生活や、スイミングなどの習い事を通じて、友達関係をつくってきました。また、同じ小学校に通っている上の学年の子もいて、一緒に登校してもらっています。
やはり、同じ小学校に友達や知り合いが多いのは、小学校生活を送るうえで、大きなメリットです。
息子には、慣れた土地で伸び伸びと育ってほしいので、息子の気持ちを尊重したいと思いました。
妻の地域コミュニティを重視
私の妻は専業主婦で、子供が小さい時から地域の子育サークルに参加したり、幼稚園でもPTA役員をやったりして、先生やお母さん達と関わり、コミュニティを築いてきました。
忙しいながらも、毎日楽しそうに過ごしていますが、転勤してしまうと、また、1から新しく友人関係を築いていかなければなりません。
私は毎日会社に行くので、仕事仲間ができます。また、子供も学校に行けば新しい友達ができます。
しかし、妻には決められた場所がないので、新しい環境に飛び込んでいかなければ新しい人間関係はつくれないのです。
パートなどの仕事に出れば可能ですが、まだ子供が小さいので、今は家にいてほしい気持ちがあり、妻も同じ気持ちです。
私が小さいころ、転勤した慣れない土地で、誰も知り合いがいないため、家族の中で、一番苦労したのは私の母親でした。
妻は自分から残りたいとは言いませんでしたが、私は妻が現在まで築いてきた地域コミュニティを大切にしたいと思いました。
家が持ち家(マンション)
我が家は賃貸ではなく、35年ローンで購入したマンションです。
そのため、家族帯同だと、留守の間のメンテナンスが必要になります。
家は人が住んでいないと傷むので、賃貸に出すしかないのですが、
そうすると、
①入居者によっては家が汚されたり、壊されたりする
②戻ってきたときにすぐに住めない
等のデメリットがあります。
私が子供のころ、九州から千葉に戻ってきたとき、実家は人に貸していて、すぐには住めませんでした。さらに、家は汚く使われ、池はゴミ置き場になっていたため、リフォームが必要だったことを覚えています。
なので、家が綺麗なうちは、「絶対に、人には貸したくない」と思っていました。
実家の両親が心配
私と妻の実家は千葉県内にあり、それぞれ父母ともに健在ですが、高齢であることから、家族帯同だと、お互いの両親に何かあったときに助けに行けず、心配です。
私が単身赴任をしていれば、残った妻が助けに行けます。
逆に、妻と子供に何かあったときには、実家にすぐに相談できる、という安心感もあります。
赴任期間が短い
これは確定ではないのですが、会社からは赴任期間はだいたい3年くらいと言われています。
本当に3年で戻ってこれるのであれば、様々な環境の変化をともなう家族帯同よりも、単身赴任の方がいいと思います。
ただ、もし3年で戻ってこれなかったときは、その時の家族の置かれた状況を考えて、もう一度どうするかを決めたいと思っています。
まとめ
1.息子が育つ環境を重視
2.妻の地域コミュニティを重視
3.家が持ち家(マンション)
4.実家の両親が心配
5.赴任期間が短い
以上が、私が単身赴任を決断した5つの理由です。
いかがでしたでしょうか。
実際には、各家庭で様々な事情があり、一概に「家族帯同」がいい、「単身赴任」がいい、ということは言えません。
そこで、「自分たちが今、一番大切にしたいことは何か」を家族で話し合い、後悔のない決断をするべきだと思います。
一度決めたあとに、やっぱりやめたということで方針を変えるのは、コストも手間もかかり過ぎるので。
なお、単身赴任をして1年が経過しましたが、今のところ、この時の決断は間違っていなかったと思っています。
この記事が、「家族帯同」か「単身赴任」かで悩まれている方の参考になればうれしいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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